毒親【毒母】と仲良くなる方法
私の母はいつも私を怒っていました。授業参観中そわそわしている、みんなと一緒にできない。
ちゃんとした言葉遣いをしないと言った理由から授業参観から母が帰った後は玄関でいつも不機嫌な顔をして私に注意していました。
こんな些細なことですが私の心はいつも否定されたような気分になっていました。
小学生から中学生の頃では工作の授業で木の箱を作っていたのですがうまく釘が打てない事形が少し歪んでることを叱られました。
母の中では【ちゃんとできて当たり前】【正しく対応できて当たり前】という価値観があったのだと思います。しかし私は母親、もちろん父親からも社会性や知識・常識をほとんど教わらず、褒められたり肯定されたことがなかったのでなぜ怒られるのか、ただ辛いとしか感じませんでした。
母が褒める時はしっかりとした大人の対応をした『いい子』であることが絶対条件、それでも私は母が喜んでくれることがとても嬉しかったです。
しかしそれ以外では母の合格点を、全てにおいて母の基準点以上の振る舞いや対応をしなければ母は不満を感じ私を快く思いませんでした。
結果、私は心の栄養素が足りないまま行きたくもない学校に行き続けて心が潰れてしまいました。
母親の当たり前子供にとっては否定地獄
そこからも母親からの否定は続くのですが、そこから自分を成長させ何の情報もないまま経験もないまま自分が母の合格点を満たす『大人』になるまでは本当に過酷という言葉では表せないほど辛い時間でした。
そして大半の人が幸せを感じるであろう20代の頃は私はたった一人孤独に誰の助けもなく辛い思いをすることになりました。
母は子供を特に情緒面を育てることができないが、母の中では子供にとって全ての最高のしつけをしていると思い込んでいました。
そして母の合格点以上の振る舞いができないとそれは『子供がちゃんと育っていない』から『子供が悪い』からとしか母は感じることができません。
そして子供は、私を含め『良い子』でないといけないと思い込み、かといって褒められるわけでもなく、母親自身が自分の非を認めるわけでなく地獄の子供時代が出来上がるのだと思います。
ここで母親毒親と仲良くなる方法は『母が認める合格点』以上の振る舞いをしなければなりません。
今はインターネットが発達し情報が沢山ありますが私のした方法は力づくで自分のレベルを上げ母親を認めさせる。しかしそれは大半の場合困難です。
それは親自身が情緒面技術面において子供を育てられないのに子供自身の力でそれ(母親)を上回ることは基本的には辛いものだからです。
子供自体が自分のレベルを上げるのが難しいのであればまず情報を沢山集め、第三者の力を借りて母親、特に厳しすぎる躾をしている母親にとって【それが普通だ】ということを注意してあげることが必要だと思います。
また今後も続きます。