自分の人生を潰してきた母親(毒親)と仲良くなった理由
毒親問題で悩んでいる方はまだまだ現代の日本にも一杯いると思います。
私も何十年も母親を憎いんでいましたし、粗暴な振る舞いをしてしまったこともありました。
しかし、今唯一の家族である母親と唯一無二のような良好な関係を築いています。
それはなぜか?原因と理由を解説しながら記したいと思います。
母親の期待は大きいが育成能力なし、子供は愛を求めて無能
主に過保護な母親はこれにつきるのではないでしょうか
この文面だけでわかりづらいと思いますがわかる人にはこの大雑把な表現でも伝わると思います。
私の場合は母親は公務員でかつ恋愛経験なしの『超マジメ』タイプです。
そして男女関係の基礎がわからないまま子供を持ち溺愛と過干渉の最悪の毒親として母親になりました。
それに伴い父親は無関心・亭主関白、アスペルガーといったこれまた最低最悪な父親で
もちろんそのツケを払わされるのは子供であった私です。
長い時間辛さを味わい生きてきましたが本当に地獄でした。
何も教えられないのに『思い通りに育たないと怒る』生意気で我儘にしかならない
毒親で多くの人が苦しむ理由に
親たちは子供のことを愛さない(愛せない)のに愛していると本気で思っていること、人として成長するために必要なあらゆることを『教えない』
それなのに
人として学力的なありとあらゆる面で思い通りに育たないとその不満を子供のせいだと思うこと。
そして、さらに子供へ厳しく躾けるようになり子供はどんどん性格が悪くなる
精神的成長もないまま大人になり、人生が終了へ近づいていく
ここで母親求めていること
・自分の教育は全て正しい⇒だから子供は自分の望むよう育つはずだ
子供が求めていること
・もっと自分を愛してくれしたいようにさせてくれ、受け入れてくれ
端的に表すと、
母親は子供を大人にする育て方を知らないが自分が正しいと思うため思い通りに育たないと子供が悪いと思う
母親の期待する方向が正反対になっている
子供は自分は育てられる立場なのに強制ばかりされて受け入れてもくれないしたいこともさせてくれない、これでも母親のいうことを従っているのに怒られることしかない
こういう図式が出来上がり、母親が教育に力を入れようとすればするほど、子供は歪んで病むのだと思います。
母親は正しい方向に進めていない、一生懸命間違った方向に進もう進もうとしている。
色々な意見がありますが、どちらかといえば
・子供を作ったのは(母)親
だから親が方向転換をして軌道修正する必要があると思います。
ですが経験値の少ない親は自分の考えが正しいとしか思えないし、人のいうことがわからない(いわれた通りにしかできない)といった問題もあるので結果として子供だけがどんどん病んで行ってしまうと思います。
私が解決した結果は死にもの狂いで経験を積んで母親の子供に対する『合格ライン』を超えることができたからです(母親は殆ど変わっていない)
カウンセリングや親子問題の心理面談が有効だと思いますが、自分は周りの大人が力になってくれないし期待していなかったので自分でなんとかする方法を選びました。
『結果として』いい方向に転んだと思います。