人を恨み続けることは計り知れない苦しみを抱えて過ごす毎日になる。
私はずっと人を恨んで生きています。そうなった過程は色々とありました。
過干渉・過保護な母親と無関心で亭主関白な父親(なのに中身はない)に表向きはだけの愛情を伝えられ育ちました。
常識や社会性を教わることなく幼少期を過ごし生意気でやりたい放題な子供になりました、ですが当時は気づきませんでした。
自分の振る舞いが粗暴でいじめっ子気質と分からず同級生、親戚までも嫌われていました。
中学生になり陰湿ないじめを受け、嫌われているから嫌われるという雰囲気でクラス中から嫌われている感覚になりました。
私の心は常に虚しさと現実の冷たさを感じ、無理やり学校に行かされた為にその後も意地悪や激しいいじり・いじめを受け二十歳の頃に精神の糸が切れて手遅れになってしまいました。
もう一つ大きい要因になっていたのが母親から「素直でいい子になれ」と父親からは一切の意見や口ごたえを許されなかったので必然的に自分の心や意見を抑え込みニコニコなんでも馬鹿正直に答える八方美人になりました。
嬉しいや楽しいという感情がなくなり残ったのは恨みや怒り
心は嘘をつけないのでいじりやいじめ、不当に扱われ利用され続けても我慢した結果、自分に残ったのは恨みや怒りといったネガティブな感情だけになりました。
いじめやモラハラ利用した者に対してコンタクトが取れるものには問い詰めたり、同じような思いをさせたことも何件かありました。
結果、私の場合は報復ができた、相手に同じ思いをさせた自分の思いをぶつけられたことにより憎しみが解消された部分も少なくなかったです。
しかし現在もまだ私の中から多大な恨みはなくなりません、自分のカルマなのか一生抱えて生きる覚悟もしています。
具体的にどういう状態かというと常に頭を余裕のある部分が圧迫されを強くとても強い力で押さえつけられている感じです。
これを16〜7年抱えて生きています。
恨みが自分の中の比率を大きく占めると、マイナスのネガティブな気持ちや思考が大半を侵食してしまうので楽しいや嬉しいといった気持ちを感じられなくなる
常に相手に対して怒りを抱えている感じです。
毎日恨みに覆われると地獄のような苦しみを抱えて生きることになります。しかしこの恨みや憎しみも生きるための強大なエネルギーになっています。
恨みがいつ消えるかわかりませんが、一生消えないかもしれませんがこの体験談が少しでも苦しんでいる人の役にたつ事を願っています。