最近筆者も頻繁に感じることですが
若い子(特に女の子)の接客態度がかなり悪いということ
気になり調べて見ましたがここスマホが普及してここ数年で同じように感じている人の声が少なくないようです。
なぜ最近の特に若い子の接客態度が良くないと感じるのでしょうか?
悪いと感じる理由①コンプライアンス
最近の若い子の接客態度が悪く感じる理由の一つにコンプライアンス意識の高さが影響していると考えています。
なぜコンプライアンス?と思われる方もいるかもしれません。その理由も説明します。
スマホが普及する前の時代は良くも悪くも『ゆるい』時代でした、面白かったテレビ黄金期の時代、いじめや飲酒運転や不倫などもそれより前の時代は笑って許されるような風潮さえありました。
悪いのはもちろんですがそれがある程度人の心の余裕に繋がっていたことは間違いないと思います。
しかし、スマホで誰しもが「私人警察」になっている時代
個人主義がかなり強くなり、差別的な発言はもちろん、最近でいえばスシローの迷惑行為やいじめなどでもネットに晒されれば一発で人生が終了する時代になりました。
それに伴い、テレビ番組もコンプライアンスばかりに気を配り明らかに「昔に比べて面白くない」と思う視聴者が増えました。
何が言いたいのかというと、人間の原始的な「悦び」の部分いじめやいじりで相手を笑わせる感性はつい最近まで人に備わっているものであり、それが娯楽として通用してきました。
しかし、被害者にとっては全く面白くないし差別はいじめは許されないといったモラルや意識の高さが人々に浸透しそれ故、人をいじめたり迷惑をかける行為そのものがNGになりました
それがコンプライアンス意識の増加による、接客態度の悪さに繋がっている部分があると考えています。
どういうことなのかというと「人をいじめて笑いをとる」と言う行為は人に備わった悪い部分の悦びの行為であり、いくらコンプライアンスが高まったといえ人に備わった感情の部分です。
何が言いたいのかというと「人をいじめたり迷惑をかけて愉しむ悦び」というのは人に備わっている原始的な感情の反応であり、まだ多くの人の深層心理に根付いてるものだと思います。
しかしコンプライアンス意識の上昇によって、接客態度も必然的に「完璧」が求められるようになりました。
しかし若い子の能力がいくら平均的に高いとはいえ、対人関係において法律に守られ「嫌な思いをする」経験が極端に減りました。
その結果若者の大半に合理主義的な考えが生まれ
・お客様に感謝する
・思いやりをもって接客する
という行為はもはや絶滅危惧種になってしまったのではないでしょうか
それに伴い老人や中高年のマナーの悪さや一部の迷惑客によって板挟みになり
結果として若い子がコスパの良い働き方を求めた結果、無愛想、淡々とした接客、キャパの範囲内となって
「最近の若い子の接客態度は悪くないか?」
に繋がっていると思うのです、これからますますオンライン化が進み思いやりや思慮深さは失われていくと思います。
しかしその反面、悪いことは悪いと正しい意識は育まれていると思います。
今後の日本の未来は・・・