モラルが低いのは若者?高齢者?マナーが悪い団塊の世代と理由

社会
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マナーやモラルが低いのは若者ではなく高齢者に多い

「これだから若者は…」といわれていますがマナーが悪いのは本当に若者なのでしょうか??

ずっと気になっていた問題で小さい頃は確かに集団いじめや凶悪な暴力事件など同世代であっても危ない人だという印象はありましたね。

しかし、これを書いている2021年の現在で本当にモラルが低いのは若者ではなく高齢者だと強く思うようになりました。

その理由として以下を述べてみました。

若者がマナーが悪い・モラルがないといわれる事例

・飲食店やコンビニでアルバイトによる不衛生な行為・バイトテロ

・肖像権を無視してSNSにアップする行為

・詐欺行為や受け子・闇バイト

・パパ活

・主に精神的な集団による陰湿ないじめ

反対に中高年・高齢者のマナーが悪い・モラルが低い事例

・パワハラ・モラハラによる若い世代への精神的な害悪

・ルールを守らない命を奪う危険がある運転

・不特定多数にキレる老人

・危険暴力行為の犯罪率の高さ

・バス・JRの割り込みや座席の己のみ最優先

・病院やスーパーのフードコートで長時間の占領

・またそれら迷惑行為を当たり前と思っている

これらは一例ですが今社会で大問題になっている若者の行為は少し前の世代(80~90年)

では不倫やバイトテロのような行為でもまだエンタメ的なニュアンスで許されていた風潮があったように思います。

若い世代では社会の目とルールそのものが厳しくなったにも関わらず、その少し前の世代では許された行為が許されず、また一度レールを外れると復帰できない風潮があります。

それにも関わらず高齢者に比べて若者は団塊の世代やバブル世代のようにガツガツしていない

自分のやれる分でわきまえ楽しむ、その姿勢はどう考えても問題行動を起こす中高年よりも謙虚さを感じざるを得ません。

また凶悪な犯罪率も当時の中高年世代よりも圧倒的に低く

刑法犯の認知件数は、昭和期は120万件から150万件で、平成元年には160万件台でしたが、急増し、平成14年に280万件を超えました。その後減少に転じ、平成30年には約82万件と、平成元年の半分、ピーク時から7割以上も減っています。出展:京都産業大学

データとしてもわかるように明らかに犯罪率自体が減っており、人口全体で考えると若者の犯罪率はさらに少ないことがわかります。

そして現場での声にも若者より高齢者にモラルがないのを納得させるものがありました。

それはゆとり世代は道徳を学ばなくて大人になっているけど大丈夫かという声に

私は今50代前半で、管理職になった40代の少し前から、企業において団塊世代のデタラメぶりをずっと見てきました。

社会の発展や公共の利益は二の次。自分の利益確保を最優先にする

不正はやり放題。自分がいる間だけ儲かればそれで良い。 そこには道徳のかけらもありません。 ※ヤフー知恵袋より

そしてこう続いていました。

「彼らは数が多くて大半がガツガツしており勢力が馬鹿にならない。戦争に負けて価値観がひっくり返りものがない時代に多感な幼少期を過ごしたからかおかしな人の絶対数が多い」

その反面

「ゆとり世代は団塊世代と正反対で、ガツガツしない人が多く、自他との区別をはっきりつけやりたいことをのんびりやる、それはそれで問題だけど仕事をちゃんと仕込めば使えるようになるし話せば理解できる子ばかりだ」

と、確かに若者にもヤンキーやDQNといったモラルの低い層もまだまだいるのは紛れもない事実だと思われます。

しかしパワハラやモラハラで若い尊い命まで奪われている事例の多くは若者ではなく中高年の年代による行為が殆どではないでしょうか??

若者にはコミュニケーション障害(コミュ障)・やる気がない・自分で考える力がない・苦労知らずなど色々いわれていますし、育児放棄・虐待の問題もなくなりません。

ですが人が耐えられる範囲を超えた行為・ハラスメントによる犠牲や若者は若者で自分を守る自己防衛の結果と捉えています。

もっと主張すると臭いものに蓋をし綺麗ごとばかりを見させ続けた結果こうなってしまったのもあながち的外れではないように思えるのです。

日本はもう駄目だといわれますがどうしても中高年・高齢者よりも若者は綺麗な心をもち高齢者の価値観(不道徳な)

で若者を見るからあまりに身勝手な若者に映るのではないでしょうか??

もっともっと一人一人が真正面から問題に向き合いそれぞれの世代で意見を受け入れより寛容な社会を作っていくべきではないでしょうか?